【Netflix】ジ・アメリカンズ (The Americans)シーズン1 感想 8話:転がり出したら止まらない

8話 相互確証破壊

のっけからビーマン夫妻がうまくいってないネタをダシにいちゃつくジェニングス夫婦ですが、前回フィリップのやったことをこちらとしてはわかっているわけで。これはあとで大きなしっぺ返しが来る前フリに違いないと思ったら・・・クラウディアからエリザベスにバラされるという。

クラウディアは同性であるエリザベスを買っている、ということなんですかね。とはいえなんでこうもタイミングよく刺しにくるんでしょう。盗聴されてるんじゃないのか。ちょっとだけエリザベスに対する”お前だけ幸せになってんじゃねえよ”的な感情がありそうな気も・・・ないか。

エリザベスは持ち前の頑なさを発揮して「もう夫婦は無理。契約ならうまくいく」とフィリップに告げ、フィリップも「今時なら離婚も珍しくない。KGBも止めない」と返します・・・

FBIギャドからメンバーの死を告げられ怒りのやりどころを探すように手をうごめかすクリス(この派手な指輪は一体・・・)。暴走の予感。その後、クリスはギャドの秘書マーサ(フィリップが接触して情報を得ている相手)に振られるのですが、マーサに話しかけたそのタイミングはマーサがフィリップのために使える資料を探しているところで・・・マーサは取り繕いはしたものの、クリスは疑問を抱いたのか、はたまた振られた相手のアラ探しをするためか、マーサの後を尾行。フィリップ、ピンチ!

それにしても8話でKGBとFBI、フィリップとエリザベスをとりまく状況が一気に悪化してしまった。8話タイトルの「相互確証破壊」はこういう意味(相互確証破壊 - Wikipedia)で、FBIは”おそらくKGBの手によって”メンバーを失ったものの、そこから戦争まですすめるわけにはいきません。でも水面下の人間同士はかなりドロドロ、転がり出したら止まらない状況に。

 

 

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