【GYAO!】MONSTER 感想 1~14話

最近GYAO!で MONSTERが数話ずつ配信されているので、休みのたびに観ています。

話のひとつひとつは面白いなーと思うのですが、テンマが逃亡しながらヨハンを追い始めたあたりから、寄り道話が続いているような印象に見えてしまい。テンマの逃亡の間特に大きな流れでのサスペンスは無いんですよね。追うべきヨハンが殺人者であることはわかってしまっていますし、ヨハンがなぜそのような行為に及んだのかはまだ謎ですが、それに関して興味を引くようなエピソードが散りばめられているわけでもなく、テンマの逃亡中のエピソードで話数が進んでいきます。

14話では、ルンゲやエヴァのエピソードが入って彩りが増えました。

ルンゲがヨハンを「テンマの別人格」と推測したのは面白いですね。「別人格だった」が本来のオチになる作品も多いですが、序盤の演出からしてMONSTERもそうなるとは思えないので、ルンゲが真実にたどり着く(たどり着けるか謎ですが)過程が楽しみです。

エヴァのエピソードも・・・彼女は逆向にたいしてどんどんヤケクソで燃え上がっていくタイプなんですね。庭師の男の一件で心が砕かれ大人しくなってしまうのかと思いきや次のカットが庭を(家もろとも?)燃やし尽くすカットだったので・・・物語の最後 彼女一体どうなってるんでしょう・・・なんだか「堕ちるところまで堕ちてしまえ!」とも思えないんですよね。救いのある結末が用意されていることを願います。

私としてはもう少しヨハンに色んな意味で近づくようなエピソードがはさまると、テンマや他キャラクターの行動に対して共感したりしなかったり思うことが増えてより楽しめそうなのですが。Netflixの「デアデビル」なんかも適役のウィルソン・フィスク視点の話が入ってから一気に面白くなったりしたので・・・果たしてヨハン視点のエピソードが入るのか。